8月27日に「立命館大学の現状」と「福井大学への提言」と題して、立命館大学研究部事務部長の野口義文氏によるSD及びFD講演会を開催しました。
講演会は、寺岡教育・学生担当理事(副学長)、高梨経営・大学改革担当理事(事務局長)をはじめとする教職員約140名が聴講しました。
まず、最初のセッション「立命館大学の現状」では、『研究部のミッションと教職協働』『激変する研究環境に勝ち抜くために』『目指す職場づくり』『スタッフの人材育成』『目標管理とキャリアパス』の5つの構成により講演が行われました。
これからの大学運営においての教職協働による研究高度化の推進の重要性や研究推進に向けた立命館大学の戦略や取り組みについて説明がありました。また、人材育成の観点から、職場環境に対する方向性が示されました。個人別目標管理やキャリアパスの導入については、インセンティブや専門職制の必要性を自身の経験を基に述べられました。
次のセッション「福井大学への提言」では、福井大学の未来志向をキーワードとして『教職協働』と『ダイバーシティマネジメント』の2つを挙げ、『Faculty and Staff Collaborationで大学改革を!』と結びました。
参加者は、今後の大学運営を担う上で、産学官連携や研究推進の分野における大学の教職員としての役割を再認識する有意義な機会となりました。