内閣府 岩間 浩参事官が国際地域学部で特別講義

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国際地域学部の専門科目「国際地域概論」のなかで、内閣府地方分権改革推進室の岩間 浩参事官を講師に迎え、「“地域の課題発見・解決能力”を磨く~地方分権改革によるアプローチ~」と題した特別講義がありました。

岩間参事官は、地域をめぐる外部環境の変化から地方分権改革までの歩みを説明し「全国一律の施策とは異なり、地方分権は、住民の目線で身近な諸課題をみつけ、国が用意した支援をうまく利用して進めることが、地方には求められる」と話した。また、長崎市の取り組みを例に挙げ、7割が斜面地という土地柄、特に障がい者や高齢者が階段の上り下りを強いられる状況を行政が課題としてとらえ、既存の階段にスロープや昇降車を導入した「車みち整備事業」を紹介しました。

ある学生は「長崎市みたいな実例を初めて知った。さまざまな取り組みがあって興味深かった。」と感想を話しました。

国が進める地方分権改革の流れやその施策とともに地方独自の事例を学ぶことで、住民目線で行う地方行政への意識を高める機会となりました。

 

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│ 2016年10月21日 │
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