福井大学は7月30日、31日、文京キャンパスと芦原青年の家で、「小中学生のためのサイエンスキャンプ~多角形・花・石や砂・理科の言葉」を開催した。
本事業は、日本学術振興会の「科学研究費助成事業(科研費)」を活用して行われた研究を通じ、小中学生、高校生に科学のおもしろさを感じてもらい、心の豊かさと知的創造性を育むことを目的とするプログラム。今回は小中学生を対象とし、福井県内外から28名が参加した。
参加者は、「理科言語活動」「算数・数学」「生命(生物学)」「地球(地学)」の4つの講義を受けた後、関心の高いテーマを1つ選び、実験実習から成果の発表まで2日間にわたって体験、科学研究を楽しみながら考え、科学的な好奇心が刺激される機会となった。
プログラムを終え「未来博士号(修了証書)」を手にした参加者からは、「キャンプなので楽しかった」「福井の子と仲良くなれてよかった」「実験が楽しかった、科学の秘密が分かった、研究ってこんなに面白いんだ」「分かるまで教えてくれてうれしかった」「いろいろなことについて意見交換し、興味がわいた」との声が上がり、充実した2日間となった。