本学工学研究科ファイバーアメニティ工学専攻の教員が各学会で表彰されました。

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“繊維”を基幹産業とする福井で、この分野を研究する福井大学大学院の1専攻から4名の教員が学会表彰されました。繊維系の大学、繊維系の学部を持つ他大学と比べても稀有な業績です。

【受賞者】工学研究科 ファイバーアメニティ工学専攻 教授 堀 照夫
【学会名】日本繊維機械学会
【受賞枠】技術賞
【題目・業績名】連続生産を目指した電子線グラフト重合法による繊維機能化技術
【受賞概要】
繊維ならびに繊維機械に関する研究または開発のなかで、創意があり技術的に高い価値を有するものに対し贈賞するものである。
【業績内容】
本技術は、天然繊維素材に新しい機能を付与するため、各種繊維に安全で効率的に重合を行うことを企図しており、衣料用途のみならず産業用資材への応用も可能であることから、多様化する市場のニーズに応じて今後の展開が期待される。

【受賞者】工学研究科 ファイバーアメニティ工学専攻 准教授 田上 秀一
【学会名】日本レオロジー学会
【受賞枠】論文賞
【題目・業績名】Evaluation of Parellel Plate Type Rheometer Using an Oscillatory Viscoelastic  Flow Simulation
【受賞概要】
2009年に日本レオロジー学会誌に掲載された論文の中から、特に優れた業績を上げた論文に対して、授与される。
【業績内容】
回転型レオメータを用いた高分子溶融体のレオロジー特性を行うとき、サンプルのはみ出しが測定値にどう影響するか、計算機シミュレーションにより定量的に明らかにした。レオロジー研究に対する計算機シミュレーションの有用性を示した点が評価された。

│ 2011年8月18日 │
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