インド国立鉱業医学研究所並びにタイ王国中央胸部疾患研究所との学術交流協定調印式を挙行しました。

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福井大学医学部は,9月6日,インド国立鉱業医学研究所並びにタイ王国中央胸部疾患研究所の3者による,職業性呼吸器疾患の予防を目的とした胸部医学や労働衛生に関する教育研究協力のため,学術交流協定を締結しました。

これは,同大医学部環境保健学日下幸則教授とインド国立鉱業医学研究所並びにタイ王国中央胸部疾患研究所の3者が,2007年から毎年,じん肺レントゲン画像読影,撮影法及びスクリーニング方法についてのワークショップを開催し,交流を深めると共に、ワークショップの成果として,読影医師の養成講習会コースの確立,試験と資格証書の発行を確立したことにより協定が実現しました。

調印式には,同大上田孝典医学部長,日下幸則教授,インド国立鉱業医学研究所Dr. P.K. シショウディア所長,タイ王国中央胸部疾患研究所Dr. ポングラダ サムハンガチャート副院長が出席し,協定書にサインしました。

今後は,教育研究プログラムに参加するための職員の相互派遣,共同研究,学術資料・文献及び各種情報の交換,ILO国際塵肺X線分類を使用して胸部X線を読む技術育成における相互協力等を行います。この協定により,胸部医学の教育研究が進展することが期待されます。

│ 2011年9月6日 │
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