滅菌管理部が最新鋭の「総合滅菌管理システム」を導入し、公開しました

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医学部附属病院 滅菌管理部が先端的技術 IoT(Internet of Things)を活用し、手術器具のトレーサビリティ(追跡可能性)管理する最新鋭の「総合滅菌管理システム」を導入し、4月21日に報道各社に公開説明会を行いました。

はじめに、手術部 佐藤一史副部長と滅菌管理部 石本洋子副看護師長が導入の趣旨や運用内容を説明。その後、滅菌管理システムが稼働しているところを工程順に見学し、出席した記者たちにわかりやすく説明しました。

これまでは、手術等で使用する医療器具を人の目で確認し、洗浄・滅菌の工程を管理し医療現場に供給していましたが、今回構築したシステムは我が国で3施設目となる附属病院のGS1事業者コード(※)を導入し、手術用鋼製器具 約18,000点に一本一本に異なった番号の2次元コードをレーザー刻印することで個体管理し、コードを専用端末で読み取り、手術の使用履歴や保管までLANで一元管理します。

佐藤副部長は導入のメリットについて「感染拡大や紛失の防止など医療安全に効果がある。効率的な作業により、職員の負担軽減にもつながる」と話しました。

 

(※)GS1事業者コードとは 国際的な流通標準化機関であるGS1が定める国際標準の識別コード(GS1識別コード)です。企業等の事業者を表すコードを基に様々な番号を組み合わせ、商品や資産などのアイテムコードを作成することで、個別に識別することができます。

 

│ 2016年4月28日 │
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