平成28年4月に開設した「国際地域学部」の教授に就任した、前マダガスカル(兼コモロ、モーリシャス)大使の細谷龍平教授が4月19日に、記者会見を行いました。
寺岡英男国際地域学部長は「元外交官の細谷教授の教育研究により、学生はリアルな刺激を受け、広く外国を知る教育の機会が提供できる。学生に広く学び、多くの経験を積んでほしい」と、“外交官教授”への期待をこめた挨拶がありました。
細谷教授が、大学教育にあたり、「グローバル化する地域の課題を探求する学生との交流を通して、地域視点で考える“グローカル化”に対し、福井県の経済、文化、自然環境など、地域の特性に合わせたアイディアや技術を地域レベルから世界レベルに高め、発信する、いわば“ローバル化”とでもいうべき新しい視点についても研究したい。国際地域学部全教員とチームワークを持って、学生が実社会に出て課題に対処し得る能力を横断的に学び、応用力を身に着けるよう教育に努めたい」と抱負を述べました。