福井大学共通教育センターでは2月10日、生涯学習市民開放プログラム受講生相互及び教員との交流を図る目的で交歓会を開催した。
この交歓会は、前期及び後期終了後に開催しており、今回で20回を数え、13名の受講生が参加した。同大寺岡英男教育・学生担当理事の挨拶後、教育地域科学部の舘教授が「栄える言葉と滅びゆくことば」と題して、舘教授と同じ呼称である米カリフォルニア州のインディアン部族・タチ族を例に講演した。
その後、活発に意見交換がなされ、受講した科目の感想や講義、教員に対する要望、学生の受講態度に対する意見などがあった。
最後に林明久共通教育センター長から受講生に修了証書、及び本プログラムを当初から継続して20回(10年)受講された方へ表彰状を授与し、閉会した。
本プログラムの受講生は、20〜80歳代にわたり、定年退職を迎えた方、子育てならぬ孫育てを終えた方など受講者総数は1,000名を超え、市民の生涯学習の場として定着している。