市民から美術品寄贈―原子力研究所に「憩い」と「安らぎ」を―

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平成24年3月に福井県敦賀市に移転した福井大学附属国際原子力工学研究所に対し、敦賀市在住の若狭湾美術作家集団から、「書」「絵画」「写真」が寄贈されました。

同研究所を訪れる人々が「憩い」を感じられる場所となり、市民の誇りに思える研究所であってほしいとの願いから19点もの美術品が寄贈され、研究所内に飾られました。

10月11日には、同研究所竹田敏一所長から若狭湾美術作家集団 敦賀市在住作家代表 千葉半†(ちば はんがい)氏に感謝状が贈呈され、沢山の寄贈に対し感謝の意が伝えられました。千葉氏は、研究所をイメージし「日進沙歴」と書かれた「書」を寄贈しており、「いろいろな経験を積み重ね日に日に進歩向上してほしい、研究所で学ぶ学生が勉強の傍らに安らいでもらえれば」と寄贈に至る思いを語りました。

既に、研究所で開催されるセミナーの終了時には、美術品の前に集まり記念撮影するなどシンボルにもなりつつあります。今後、研究所の展示ホールは、市民にも開放され、イベントで研究所に訪れる人々の目を楽しませてくれることが期待されます。

│ 2012年10月15日 │
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