福井大学では,「中堅職員研修」を10月18日・19日に実施し,平成13年度から20年度までに採用された23名の主任及び係員が受講しました。
今回の研修は,主任及び係員として組織内での位置付けと役割を再認識させるとともに,次世代のリーダーとして主体的に仕事をマネジメントし,実務を通して後進の指導を図ることのできる職員を育成すること及び事務局ビジョン及び職員の行動指針の共有・浸透に寄与させることを目的に実施しました。
研修は,中堅職員として,自身の役割行動を理解した上で,業務の問題の本質を明確に把握し,それを解決するための行動(PDCA)を確実に回せるようになれるよう,役割の自己分析及び問題解決のプロセス等について,個人ワーク及びグループワークを主体としたスタイルで行われました。
特に,事務局ビジョン実現のために自らの取組を考えたり,「中堅職員としてのあるべき姿」を考え,現状分析することで,問題解決に向けた課題・目標を設定するという手法の修得を目指すなど,職員の一層の資質向上を図りました。
また,受講者の上司には事前アンケートを行い,上司がどのような期待をしているかについて,受講者に対してフィードバックしました。
受講者からは,「問題解決のプロセスが非常に参考になった」「自分の役割を再認識できた」との感想が多く聞かれ,大変有意義な研修となりました。