福井大学は、10月26日、福井市と包括的な連携に関する協定を締結しました。
福井大学と福井市は、これまでまちづくり・教育・福祉などの幅広い分野で個別に連携事業を展開し、成果をあげてきました。このたびの協定では、組織的な連携の枠組をつくり、双方の知的・人的・物的資源をより一層有効活用し、地域の持続的な発展に寄与することを目的に、市の施策の推進、地域課題の解決、地域振興を担う人材の育成、地域産業の活性化等に関し、連携することとしています。
調印式では、福田優学長、東村新一市長が協定書を交わしました。東村市長は、「地方分権の流れの中で、市の政策を推進するためには地元大学と連携を深めることが必要」と挨拶されました。福田学長は、「これまで本学は、地域社会にとって不可欠なリージョナルセンターとしての機能を担うべく、地域振興のための様々な活動を行ってきた。今回の協定締結を契機として、これまで以上に本学が持つ資源を積極的に還元し、地域が直面している様々な課題を解決するためにも、地域再生・活性化の核となる大学を形成していきたい」と述べました。