12月17日、独立行政法人国際協力機構(JICA)副理事長ら6名がが来学しました。
医学部では医学部整形外科学領域馬場久敏教授を中心に、平成23年度よりJICAが実施する国別研修「サブ・サハラアフリカが直面する保健医療課題に適合する人材育成集中修学プログラムコース」の研修生を受け入れています。現在研修中の3名のアフリカ人医師も参加し、行われている研修の状況や今後の展望などについて意見交換を行いました。馬場教授は、「アフリカでは、整形外科医が非常に少ないが、交通事故や紛争が絶えず、外傷に苦しむ人たちは多くいます。医療機器についてもあっても壊れているか技師がいないため、使われていない。」とアフリカの状況を伝えました。JICA側からは、「アフリカでは様々なニーズがある。今後どのように支援を広げていけばよいか検討していきたい。」と話し、今後もアフリカの医師育成について協力していくことを確認しました。