福井大学では、2月22日に「技術経営カリキュラム」および「実践道場・産業技術エキスパート」の修了認定式を挙行しました。
「技術経営カリキュラム」は、アントレプレナシップ(起業家精神)を備え、ビジネス感覚や実践的スキルを有する視野の広い人材の育成を目的とし、大学院工学研究科博士前期課程を対象に平成18年度より実施しています。知的財産、マーケティング、マネジメントなど学外の企業経営者を講師として招いた講義と、ビジネスプラン作成や試作・試販売などの実習で構成されており、今回修了生16名に「技術カリキュラム修了認定証」を授与しました。
また、「実践道場」は、大学院工学研究科博士後期課程、機関研究員や若手社会人を対象に、広い視野を持ち、自ら考え行動していく自律型産業人材の育成を目的として、平成22年度より実施している実践教育プログラムであります。今回の修了認定式では、修了生2名に「産業技術エキスパート」(福井大学)の称号を授与しました。
式では、福田優学長、岩井善郎工学研究科長が修了生を激励するとともに、学外講師から、今後の活躍への期待とエールが送られました。修了生からは、多くの期待に応え、社会で活躍する強い決意が述べられました。