福井大学は、6月25日、福井県勝山市と包括的な連携に関する協定を締結しました。
福井大学と勝山市は、これまでも、出産医療や公共交通体系の研究などで学部や教員が個別に連携事業を展開し、成果をあげてきました。このたびの協定では、双方の知的・人的・物的資源やネットワークをより一層有効活用して組織的に連携することで、活力ある地域社会の形成と発展に寄与することを目的としています。
協定書を交わした山岸正裕勝山市長は「勝山市の自然、文化、人的資源などを大いに活用して学術的な研究を深めてほしい」と、眞弓光文学長は「今後も地域医療や教師教育などの面で、地域の知の拠点としての役割を果たしていきたい」と述べました。今後は協定の下、地域の子どもへの環境教育やまちづくり等、市の施策の推進、地域課題の解決、地域振興を担う人材の育成、地域産業の活性化等に関し、連絡協議会における議論を重ねながら、密に連携することとしています。