看護キャリアアップセンターでは、新卒看護師や再就業を目指す潜在看護師など、様々な分野で専門性を高めたい就業看護師に対して、生涯学習の支援と看護実践能力をアップする「看護実践能力開発講座」を開講しています。
今年度最初の講座は、7月29日に「HIV感染症・エイズ」をテーマに開講。医学部附属病院 感染制御部の岩﨑 博道 教授が講義し、看護師30名が参加しました。前半は、エイズについての知識や感染の状況、国内の都道府県別の感染数などを、後半は、感染を防ぐために看護師が注意すべき「針刺し事故」について説明し、予防や看護について学びました。
また、8月1日には、今年度の第2回講座が、看護キャリアアップセンター長で医学部看護学科 健康科学領域の石﨑 武志教授を講師として開催されました。「胸部(肺)のアセスメント-聴診のエキスパートになろう-」をテーマに、看護師37名が参加。講座では、呼吸の仕組みやバイタルサインなどの基礎知識や呼吸管理の基本となる視診・触診・打診・聴診について学び、特に重要とされる聴診については、聴診器を使い実際に参加者同士で演習を行い、呼吸音に耳を澄ましていました。