7月29日、福井大学において「第2回地域貢献・産学官連携強化URA研究会」が開催されました。
この研究会は、文部科学省事業「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」に採択された本学と九州工業大学、信州大学および東京農工大学が中心となり、新たにネットワークを構築し、共通課題の解決やURA制度の普及と定着を図ることを目的としています。
全国からURA業務関係者120名が今回の研究会に参加しました。本学の研究・国際担当の岩井善郎理事および文部科学省の横井理夫大学技術移転推進室長から挨拶があった後、各大学のURA活動や先端的研究戦略体制の事例紹介があり、続いて「求められる研究支援活動」についてパネルディスカッションが行われました。
各セッションの報告に共通したのは、大学の研究戦略に立脚した研究支援の必要性でした。最後に、横井室長から総括があり、「このような機会を通して,我が国におけるリサーチ・アドミニストレーションシステムの整備・定着と普及が推進されることを期待する」とのコメントがありました。