サブ・サハラアフリカが直面する保健医療課題に適合する人材育成集中修学プログラムコース
医学部では、平成23年度より独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する国別研修の研修生を受け入れています。今年度は、第1期(8月21日〜10月15日)、第2期(10月25日〜12月18日)の2回に分けて、医学部で研修する予定です。今年度第1期の開講式が8月21日、松岡キャンパスで開催され、マラウイ、ウガンダ、タンザニアから6名の研修生、指導医など約20名が出席しました。開講式の後、研修生のジョブ・レポート発表会が行われ、研修生はそれぞれの国の状況、課題や研修目的などについて発表しました。研修機関代表で、独自でもアフリカからの研修生を受け入れている医学部整形外科学領域の馬場久敏教授は、「この病院で学んだことを母国に帰って役立ててほしい。」と研修生を歓迎しました。
産婦人科領域で研修するマラウイの産婦人科医 ンバンバ ジェッシさんは、「マラウイでは子宮頸がん患者が多く、大きな問題となっている。また妊産婦の周産期管理や病院の運営体制などについても学びたい。」と研修への抱負を語ってくれました。