「養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築」キックオフ・シンポジウムを開催しました

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子どものこころの発達研究センター 友田明美教授が参画し、今年度に全国の大学・機関が共同研究を開始した「養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築」(代表:理化学研究所 脳科学総合研究センター 黒田公美チームリーダー、共同研究者:京都大学 文学研究科 落合恵美子教授、東北大学 法学研究科 水野紀子教授)のキックオフ・シンポジウムが東京のJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)本部で開催されました。
この事業は、JSTのRISTEX(社会技術研究開発センター)が行う平成27年度の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」領域に採択され、実施するものです。
シンポジウムでは、脳科学・小児科学、精神科学、保健学社会学、法学の各分野から研究を行う4名がそれぞれ担当する研究グループについて紹介し、その後、医療、福祉、司法の専門家と子どもを支援する機関関係者が一堂に会し、パネルディスカッションを行いました。
今後、子ども虐待を防止するための養育者支援について、当事者と、福祉、医療、司法などの関係機関が協力し合い、個々の家庭の実情に合った柔軟で効果的な支援ができるよう、科学的根拠に基づいた支援システムを開発し、政策への反映を目指します。

│ 2015年12月22日 │
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