文部科学省の義家 弘介副大臣が12月11日、文京キャンパスを訪れ、教職大学院(大学院教育学研究科教職開発専攻)を視察しました。本学の教職大学院で行っている学校拠点方式の教師教育研究は「福井大学方式」とも呼ばれます。小中高の学校を拠点校・連携校として「実践の場」、大学を「事例研究の場」とする現場を重視した教員養成を行う独自のもので、全国はもとより海外からも注目されています。
義家副大臣は、眞弓光文学長への表敬の後、教職大学院の活動拠点であるコラボレーションホールで寺岡英男副学長、柳澤昌一専攻長を始めとした教員、現役の大学院生らと意見交換し、義家副大臣は「福井大学を教職大学院のトップランナーとして評価している。今後も教員の資質向上のため議論させて欲しい」と述べました。
意見交換後、連携校の福井市立安居中学校を視察。同校の校舎は、全校が一体となった教育活動を展開できるように、本学教職大学院と安居中学校が共同で設計したもので、義家副大臣は授業の様子を参観した後、安居中学校の生徒2名から活動紹介を受け、「素晴らしい環境で学べることに感謝し、これからも頑張ってください」と激励しました。
大学院教育学研究科教職開発専攻ホームページ:http://www.fu-edu.net/