PEPES-Practical English for Professional Engineering Seminars-世界で活躍できる理工系人材育成セミナーを開催しました。
12月20日、福井市のフェニックスプラザ小ホールにおいて、学生に国際的な視野を広げる機会を幅広く提供し、高度専門職業人としてグローバル社会で活躍できる優れた人材を育成することを目的に本講演会を開催しました。ゼネラル・モータース(GM)をはじめとするグローバル企業の方々を招き、主に本学工学部の学生に向け、これからのエンジニアに必要なグローバルマインドや英語の重要性について、それぞれのご経験から、多角的な視点で講演していただきました。
はじめに、ゼネラル・モータース(GM)上海株式会社の新エネルギー政策顧問Wen CHIU氏は“ Be a frog beyond the well”と題して講演をしました。携帯電話を例に挙げ、精密機器の部品がそれぞれ異なった国々で作られている“Made in Global”の現状を説明し、必然的にグローバルなものづくりが行われていることを紹介しました。また、社内で昇格していくと、多くのチームとの交渉が必要になり、それに伴った英語が必須であること、また英語が話せるということは人生を豊かにすると、力説しました。
つづいて、三菱マテリアル株式会社 小原 和生氏 は“違ってあたりまえ。そこからの話です。”と題し、他国の人との違いに寛容であること、英語で話すときの態度など、グローバル人材にかかせないマインドを紹介しました。
最後に、本学と同じ地域でグローバルに活躍する企業として、日華化学株式会社 林 幸照氏が、“英語が本当に必要ですか?”と題して、日本人として自国の歴史、また世界の歴史背景を理解しておく必要性やどのようにグローバル化が県内企業で進んできたかを紹介しました。学生らは、第一線でグローバルに活躍する企業・技術者から、臨場感あふれる話を聞き、自らが英語で話す重要性を感じとっていたようです。
本学語学センターは、今後も学内外において、グローバル人材マインドや英語力向上に繋がる機会を提供していきます。