福井県内を中心とした産業界と福井大学の技術交流、共同研究の促進を目指す「ＦＵＮＴＥＣフォーラム」が１月２８日、同大学で開かれました。

県内など約２００社の企業でつくる同大産学官連携本部協力会会員、行政機関関係者ら約１７０人が参加。眞弓光文学長と産学官連携本部協力会 田中保会長の挨拶の後、同大産学官連携本部長の米沢晋教授が連携本部の取り組み、共同研究・受託研究の現状と課題を紹介し、地域産業への更なる貢献に向け意欲を語りました。

引き続き、日本電産テクノモータ株式会社 郷坪智史代表取締役社長が「福井発の技術・人材で世界制覇・・・目指すは世界最大・最強の空調用モータメーカー」と題して特別講演が行われました。つづいて文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 塚本英則大学技術移転推進室長補佐、経済産業省近畿経済産業局 森口悦光地域経済部次長が産学官連携に関する各省の施策を説明しました。

また、同大博士人材キャリア開発支援センター長寺岡英男副学長より、「ポストドクター・インターンシップ推進事業」について、推進事業の概要及び同大のイマジニア養成キャリア開発プログラムの説明がありました。

会場内の別エリアでは、福井大学が持つ特許や技術を生かした事業の試作品など様々な技術シーズや実践教育活動についてポスターセッションが行われました。