ノートパソコンの紛失並びに個人情報流出の可能性について

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このたび本学医学部附属病院が所有・保管する医療機器に付属するノートパソコンの紛失が確認され,個人情報が流出した可能性があることが判明いたしました。
本学においては,個人情報の保護に関する規則を定め,適切な管理に努めてきたところではありますが,当該患者様はもとより,そのご家族の皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。

1 事実の経緯

平成26年7月4日(金)11時45分,診療科からME機器管理部へ13時から診療のため医療機器を使用する旨連絡があり,11時55分にME機器管理部委託職員が,附属病院8階の保管場所へ取りに行ったところ,医療機器に付属するノートパソコンの所在不明に気づきました。
同委託職員は医療機器を診療科へ移動させたあと,ME機器管理部に戻り,ME機器管理部の職員(本院職員)及び委託職員チーフにノートパソコンの所在不明を報告しました。
ただちに,ME機器管理部の職員及び委託職員数名で保管場所であった8階周辺及び3階にあるME機器管理部内,さらには院内を約5時間にわたりくまなく捜索しました。しかしながら発見できず,本日まで継続的に捜索してまいりましたが発見するに至っておりません。
本日,午前に盗難と判断し警察へ届け出を行い,事実の公表をするに至りました。

当医療機器の最終使用日は平成26年6月13日(金)であり,使用後点検を終え,同日17時30分にME機器管理部委託職員が8階保管場所へ移動させました。従いまして,この6月13日(金)の17時30分から7月4日(金)11時55分までの約3週間の間に盗難にあったものと推測されます。

現在のところ当該個人情報の流出による被害等は確認されておりません。
また,盗難されたノートパソコンはその医療機器専用のものであって,本院電子カルテ等に接続できるものではありません。

2 個人情報の内容

① 11名分の患者氏名(ローマ字表記)並びにその医療機器を使用した診療日付

② 11名分の医療機器使用状況を示すデータ

以上の2点であって,これ以外の情報は一切記録保存されておりません。
(患者番号,性別,住所等個人を特定する情報は一切含まれていない)

なお,上記2点の情報についてファイルを開く際のパスワードは設定されておりませんでした。

3 患者への対応及び今後の再発防止策

(1) 対象患者全員に事情を説明し謝罪するとともに,公表の事実について了承を得ております。

(2) 対象患者の今後の診療への影響,診療における不利益の発生は全くないことを説明しております。

(3) 全教職員に対し,早急に講習会等を実施し厳正な個人情報の取り扱いを周知徹底し,個人情報が入っていると思われるパソコンをはじめとする医療・情報機器類の管理体制の強化を図り,今まで以上に個人情報の管理体制の強化を図ります。

平成26年7月15日
国立大学法人福井大学

│ 2014年7月15日 │
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