9月17日、本学の学術交流協定校である米国オハイオ州フィンドレー大学の一行が眞弓光文学長を表敬訪問しました。フィンドレー大学と本学は2006年から交換留学を積極的に行っており、現在までに10名の本学学生を派遣し、フィンドレー大学から6名の学生を受け入れています。加えて、7名の本学学生がフィンドレー大学・福井県奨学生として留学しています。
今回の訪問では、フィンドレー大学の卒業生であるフィンドレー市リディア・ミハリック市長、フィンドレー大学キャサリン・フェル学長、フィンドレー市ハンコック郡経済開発局トニー・イリティ局長とティム・メイル副局長が来学しました。眞弓学長との懇談では、フェル学長が「福井大学との長年にわたる交流を継続できていることを嬉しく思う」と話し、ミハリック市長は「フィンドレー大の出身者としても福井大との交流が継続されていることは喜ばしく、今後も市としても協力していきたい」との意向を表しました。眞弓学長は「本学もフィンドレー大学からの学生を歓迎し、積極的な学術交流を行っていきたい」と話しました。
交流会では、イリティ局長が、産学官連携で実施しているフィンドレー市の労働力人材育成の取り組みについて紹介。一行は、本学工学研究科や産学官連携本部の取り組みにも興味を示していました。寺岡理事は「フィンドレー市およびフィンドレー大学には、本学が新設する国際地域学部の柱となるPBLや海外留学についても、今後いろいろと協力をお願いしたい」と話しました。