11月7日、福井大学医学部附属病院で、地域社会貢献活動の一環として、「外科手術体験キッズセミナー」を開催しました。セミナーには、医学部進学を目指す福井県内の高校生42名が参加しました。県内で若手の医師、特に外科医の不足が懸念される中で、1人でも多くの高校生に外科医の仕事や医療全般への興味をもってもらおうと企画され、今回で3回目の開催となりました。
今回の手術体験では、実際に手術着を身につけ、6〜8人が一組となって医師や看護師からの直接指導を受けました。内視鏡外科手術をシミュレーターでバーチャルに体験したり、超音波メスによる豚肉の切開をしたりと、5つのコースを順に体験しました。参加した高校生たちは,悪戦苦闘しながらも熱心に取り組んでいました。また、「私も医者になって多くの患者さんの命を救いたい」「今後の進路の参考になった」といった感想が寄せられ、満足した様子でした。