福井大学は、10月29日、原子力安全講座の第一弾として「『もんじゅ』の安全性に関するシンポジウム」を福井商工会議所コンベンションホールで開催しました。同シンポジウムには一般市民、高校生、原子力関係者、本学学生・教職員約100名参加しました。
福田学長の開会挨拶の後、東京大学大学院研究科人間環境学専攻 教授 岡本孝司氏、京都大学原子炉実験所 教授 釜江克宏氏、附属国際原子力工学研究所長竹田敏一氏により、「もんじゅ」の安全性について、それぞれの専門の立場から基調講演がなされました。
引き続きパネルディスカッションでは、本学7特別顧問 児嶋眞平氏をコーディネータとして、基調講演の三氏に、WIN−Japan 会長 小川順子氏、本学教育地域科学部 准教授 手塚広一郎氏を加えた5名がパネラーを務めました。参加者も交えながら、安心・安全、ヒューマンファクター、トラブル時の情報公開の在り方について活発に討論されました。
最後に、中川理事から閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。