3月5日に、福井大学で「『大学教育GPシンポジウム』〜学士力の涵養と初年次教育の充実に向けて〜」が開催され、大学教職員及び高等学校教員等約50名が参加しました。シンポジウムでは、これまでの本学における「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム(学士力涵養の礎となる初年次教育の充実)の取組」を基盤として、新時代の工学教育の在り方を探った。
最初に、平成21年度採択「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム(学士力涵養の礎となる初年次教育の充実)の取組」に関して、本学大学院工学研究科 古閑義之准教授の「専門基礎教育の拡充」、福井大学アドミッションセンター 大久保 貢教授の「数理教育を核とした複合型高大連携の推進」、本学院工学研究科 本田知己准教授の「ジェネリック・スキル教育の体系化」及び「『JIBUNポートフォリオ』による自己教育の習慣形成」の取組報告がありました。
次に、筑波大学アドミッションセンター長 白川友紀氏による「高大連携への期待〜高大連携に寄り添う立場から〜」、実践コミュニケーション研究所代表 西田弘次氏による「だから貴方はうまくいかない?!〜実践と体感から学ぶ目から鱗のコミュニケーション講座〜」の基調講演があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
最後に、基調講演の講師と参加教職員による熱い討議が交わされました。
このシンポジウムを契機として、今後の大学教育の更なる充実が期待されます。