福井大学は3月6日,キャリア教育支援をテーマに「福井大学FD・SDシンポジウム2012」を開催しました。このシンポジウムは福井大学高等教育推進センターが教職員の資質向上を企図して主催したもので,福井大学をはじめ福井県内外の教職員等,約60名が参加しました。
基調講演では、福井県立大学キャリアセンターの中里弘穂氏が、キャリア教育の現状を踏まえた上で「学生の就業力養成が大学の評価を左右する」との指摘がありました。福井大学の事例紹介ではキャリア教育の手法や課題について実践に基づいた報告が行われ、情報の共有が図られました。引き続き行われたパネルディスカッションでは、参加者からも活発な意見・質問が飛び交う等,学生の社会的・職業的自立のためのキャリア教育の在り方について積極的な議論が展開されました。
今後も福井大学高等教育推進センターでは、更に高次教育の進展を図るべく,それを支える教職員の資質向上に向けた取り組みを一層、充実させることとしています。