6月27日、附属国際原子力工学研究所は、福井県敦賀市と原子力防災における相互連携協定を締結しました。
この協定は、原子力発電所が立地する敦賀市へ研究所移転したことを契機に、安心安全な市民生活の確保、原子力防災体制の強化、原子力安全・防災に係る人材育成を目的として締結したもので、地域の防災力を高めるため、ノウハウを共有します。
附属国際原子力工学研究所 竹田敏一所長は、「日頃の研究、教育を活かし、敦賀市民の安全・安心が見える形でやっていきたい。官民一体となった連携こそ研究、教育の意味がある。専門的な面から助言するとともに、市からの課題提供を大学教育に反映させたい。」と挨拶しました。
今後は、非常時における連絡体制の構築、防災計画の改訂、講演会・研修会の実施等連携して進めていく予定です。
本学では、医学部附属病院が自治体等と集団災害救助応援協定を締結していますが、防災に係る協定締結は今回が初めてとなります。