教育地域科学部の学生と地域の小学4〜6年生の子供たちが9つのブロックに分かれ、協働してプロジェクトを練り上げ、子どもたちに探究する力を身につけてもらうことを目的として活動する探究ネットワーク。その今年度活動の中間発表として「2012ミニなかまつり」が7月7日、文京キャンパスで開催されました。ミニなかまつりには活動に参加する子供たち約250人が参加し、各ブロックのブースにて活動成果を発表しあいました。
その中の一つ「ひらめき☆理科ぶろっく」では空き箱や空き缶で自作した太鼓やギター等の楽器を、出来上がるまでの苦労や工夫、どのような材料を使うと良く音が出るといった発見と合わせ、参加児童が披露しました。
参加した児童からは「違う学校の友達と一緒に、いろんな活動ができて楽しい」といったコメントや、保護者からは「子どもがとても楽しく活動に通っている。違う学校の子どもたちといろんな活動をすることで協調性が育ち、とても積極的になった。また、人に対しても、よく話を聞き、優しく接することができるようになった」と話していました。
今年度の探究ネットワーク活動に参加する学生らは、「この活動を通し、子どもたちの考え方や、子どもたちの自主性を大事にしつつ、どう関わると良いかを学びたい。また、企画力や運営力、リーダーシップ力を身につけていきたい」とこの活動に対する抱負を語りました。
探究ネットワークは、毎年4月に参加する児童を募り、2回/月程度 主に土曜日に活動を行っています。