福井大学は、7月26日(木)、27日(金)の2日間全国大学保健管理協会 第50回東海・北陸地方部会研究集会を当番大学として福井県県民ホールで開催しました。集会は東海・北陸地区大学における保健管理の充実・発展を目的として開催したもので、同地区の国公私立大学、短期大学、高等専門学校において保健業務を担当する職員や研究者等、92名が参加しました。
1日目は、本学 福田優学長から「癌とは何か」と題した特別講演があり、その後3つのテーマ「事例に見る各大学のメンタルヘルスの課題」「大学における安全衛生の取り組みと安全衛生教育」「呼吸器感染症とキャンパスライフ」について、それぞれ4名のパネリストによるパネルディスカッションが実施されました。2日目は、全体会で1日目のパネルディスカッションの報告がなされた後、本学子どものこころの発達研究センター 友田明美教授から「健やかな睡眠と子どもの発達」の講演がありました。
また本集会に先がけ、25日には同会場にて東海・北陸地方部会 第39回保健管理担当職研究集会を東海・北陸地区の国公私立大学、短期大学、高等専門学校に勤務する保健師や看護師、養護教諭などを対象に開催。本学保健管理センター 梅澤有美子講師による「学生のメンタルヘルス支援」についての講演につづき、「大学生の食生活の特徴と問題点」についてのシンポジウムが実施されました。
参加者らは聴講を通して、また各々の知識・情報を交換することで、職務に対する専門的知識・技術の一層の向上を図りました。