福井大学共通教育センターでは8月7日,生涯学習市民開放プログラム受講生相互及び教員との交流を図る目的で交歓会を開催しました。
この交歓会は,各期終了後に開催しており,今回で21回を数え,28名の受講生が参加しました。同大寺岡英男教育・学生担当理事(副学長)の挨拶後,教育地域科学部の澤崎久和教授が「詩人と故郷 ―白居易の場合―」と題して,唐代を代表する詩人である白居易の故郷観について,白居易の詩をもとに講演を行いました。
その後,活発に意見交換がなされ,「1つのライフワークとして励んでいる」「充実した時間を過ごしている」などの感想が聞かれたほか,学生に対する大学・教員への要望などがありました。
最後に林明久共通教育センター長から受講生に修了証書を授与し,閉会しました。
本プログラムの受講生は,20〜80歳代にわたり,定年退職を迎えた方,子育てならぬ孫育てを終えた方など総受講者数は延べ1,100名を超えました。また,今期初めての受講者も13名おり,市民の生涯学習の場として定着しています。