福井大学は、 2月7日、グローバル人材育成推進事業(国際化拠点事業)の採択に伴い、「グローバル化の展開と人材育成」をテーマにキックオフセミナーを開催しました。岩井善郎工学研究科長から同事業の目的、コンセプト、取組など説明を交えた挨拶の後、アメリカのシリコンバレーでバイオ研究用試薬・機器の輸出入事業を行うB−Bridge International, Inc. CEO & Presidentの桝本博之氏による基調講演、横浜でライフサイエンスベンチャー事業を行う株式会社UMNファーマ取締役会長の道下眞弘氏及び地元福井県の日華化学株式会社取締役常務執行役員の吉田史朗氏による講演が行われました。セミナーには約120名 の教職員や学生、地元企業からの参加者が出席し、グローバルに活躍する演者の経験に裏打ちされた講演に聴き入りました。セミナー終了後には、懇親会が開催され、講演では聞けなかった質疑や出席者同士意見交換が行われました。
翌日2月8日には、主に本事業で短期留学プログラムに参加する学生の事前研修として、桝本博之氏による講演会が開催されました。約100名の学生らは、桝本氏から、事前に留学先の調査を十分していけば、様々な発見や刺激があり、更にその国への興味が深まること、また、留学先では異文化である相手がどう思うのかを常に意識して行動する必要がある等のアドバイス受け、終了後も学生からの質問が途絶えることはなく、学生の意欲が高まる講演でした。