福井大学では、平成21年度に採用された主任・係員を主な対象として9月10・11日の2日間にわたり「中堅職員研修」を実施した。
今年度の研修には17名が参加。主任及び係員として組織内での位置付けと役割を再認識するとともに、次世代のリーダーとして主体的に仕事をマネジメントし、実務を通して後進の指導を図ることのできる職員となること及び事務局ビジョン及び職員の行動指針の共有・浸透を担うことを目的として実施した。
研修は、中堅職員として、自身の役割行動を理解した上で、自分の業務の問題の本質を明確に把握し、それを解決するための行動(PDCA)を確実に行えるよう、役割の自己分析及びロジカルシンキングを踏まえた問題解決の考え方等について、個人ワーク及びグループワークを主体としたスタイルで行われた。
また、昨年に引き続き、受講者の上司に対して事前アンケートを行い、「上司がどのような期待をしているか」について事前にアンケートを行い、回答を受講者にフィードバックすることで、職場の現状を研修に反映させた。
受講者からは、「問題解決についてのプロセスが非常に参考になった」「自分の役割を再認識できた」との感想が聞かれ、有意義な研修となった。