11月15日(金)、「山本敏晴氏講演会」を松岡キャンパスにて開催し、教職員ら約70名が参加しました。この講演会は、医学部学生スタッフが企画、運営を行っており、学生から要望の高かった山本敏晴氏に依頼し実現したものです。
山本氏は、中学生のころから途上国を中心に数十カ国を訪れ、各地を撮影。その際に、さまざまな国際協力団体の活動に触れ、「本当の国際協力とは何か」を考えたことをきっかけに、医師免許取得後に自身もJICAや国境なき医師団といった国際協力団体で活動しました。現在は、NPO法人「宇宙船地球号」の代表を務め、プロとして国際協力を行う国際協力師の育成などに取り組んでいます。
講演では、各国での経験を踏まえ、途上国における保健医療の現状や、東日本大震災を教訓にした災害医療での注意点、プロとして国際協力をする上で必要な要素などを話し、学生らは熱心に耳を傾けていました。