本学の卒業生で企業や法人などの経営に携わる方々を会員とした「福井大学同窓経営者の会」の定例会が11月16日に、文京キャンパスで開催され、県内外から会員約40名が参加しました。
同会は、国立大学を取り巻く情勢が厳しい中、母校を盛り立てるとともに会員間の多様な交流・連携を推進して会員の発展や地域に貢献することを目的に設立されました。現在の会員数は110名。
初めに、同会理事長の酒井貞美氏(轟産業株式会社代表取締役)が挨拶、続いて、眞弓光文学長から「地域・卒業生から必要とされる大学であるために、今後も同窓経営者の会の皆さまのご支援を賜りますようお願いします」と感謝の言葉がありました。
全体会合では、活動状況などの報告、寄附金の安定した確保に向けた方針案について協議されました。
学生との交流会では、本学の学生 約40名と会員の皆様がグループに分かれ、いろいろなテーマで語ることで世代間のギャップ(ずれ)をあらわにして、互いに理解し、親しみを感じてもらおうという「GAP(ギャップ)トーク」をしました。テーマは「大学でできたこと」「アルバイトについて」「小・中学校の時の習い事」「あなたの夢は?」。本学のキャリア支援室と同会が共同して、企業(会員)の採用力と社員満足度の向上にもつなげていただこうと企画しました。会員の方々は、昔の思い出を生き生きと語り時間オーバーする人もいました。
大橋祐之キャリア支援室長が、「ギャップはハラスメントの要因です。語り合い、認め合い、互いにリスペクトし合って克服してください」とまとめました。
さらに、引き続き行われた懇親会でも、会員と学生の温かい交流の時間が持たれました。