3月23日、福井市のフェニックス・プラザで、平成29年度の福井大学学位記授与式(卒業式)を挙行しました。今年度は、学部生886名、大学院生369名の計1,255名が本学を巣立ち、眞弓光文学長から、各学部・大学院の代表者にそれぞれ学位記が授与されました。
学業および課外活動で特に優秀な成績を収めた学生に与えられる表彰では、えひめ国体の山岳競技(クライミング)で2冠を達成するなどの成果を上げた教育地域科学部の廣重幸紀さんが課外活動等表彰を受けたほか、優秀学生として学部生12名、大学院生3名、業績顕著者として大学院生2名が表彰を受けました。
眞弓学長は式辞の中で、「工学、医学、教育地域科学の各分野において、グローバル化の進む社会で活躍できる優れた専門知識、技術、人間力を修得された皆さんのこれまでの研鑽と努力に、心より敬意を表します。大勢の人に支えられ、助けられてここまで来られたことや、優れた才能を授かったことへの感謝の気持ちと誇りを持って、これからの人生において、それぞれの立場から、それぞれが可能な方法で、社会に貢献してくれることを願います」と激励しました。
卒業生・修了生を代表して工学部材料開発工学科の川﨑孝啓さんが、「私たちがこの日を迎えるまでに、これほど多くの方々に支えて頂いたことを改めて深く胸に刻み、今後、それぞれの道を通して社会に貢献していくことを誓います。自らの行動と判断に責任を持ち、福井大学の名に恥じぬよう、人として成長し続ける事を志し、日々精進して参ります」と謝辞を述べました。
吹奏楽部の演奏に乗せて、学歌斉唱やイメージソングの披露、また、学生生活の思い出が詰まった写真のスライドショーなども行われ、卒業生・修了生にとって輝かしい門出となりました。
なお、式典の様子は、以下のアドレスからご覧いただけます。
当日会場にお越しいただけなかった方やライブ配信を見られなかった方は、ぜひご覧ください。
YouTube「平成29年度福井大学学位記授与式」