福井大学は、3D映像を認知する人間の知能の仕組みを知り、知能を測る技術を遊びながら体験してもらうプログラム「3D映像を知覚する知能を測る技術とその応用」を12月25日に文京キャンパスで開催しました。
本事業は、日本学術振興会の「科学研究費助成事業(科研費)」によって得られた最先端の研究成果を小中高校生が直接体験することで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラム。今回は県内の中高生10名が参加しました。
参加者は、最新の3Dの原理や映像技術について講義を受け、本学機械・システム工学科ロボティクスコースの様々な研究室を見学。知能に関する医療・診断、リハビリテーション、福祉・介護支援などの研究について、教員や各研究室の学生から説明を受けたり、人型ロボットを動かす演習などを行いました。
プログラムを終えた参加者からは、「体験をしながら学習できて良かった」「大学生が自分の研究していることについてわかりやすく教えてくれて良かった」との声が聞かれ、「知能」とは何かを学び、興味・関心を深めていました。