福井大学大学院医学系研究科附属地域医療高度化教育研究センターの看護キャリアアップ部門は３月７日、認定看護師教育課程の修了式を挙行しました。

修了式を迎えたのは、第５期生となる慢性呼吸器疾患看護分野の修了生23名と、昨年度設置され、２期生となる手術看護分野の修了生22名。約８カ月間に渡り実習や講義で専門知識を学び、無事修了試験に合格しました。

長谷川 智子部門長は式辞で「これから医療現場という大海原へ先陣を切って飛び込んでいくことになります。これまでに学んだことを活かして医療、看護の発展と、患者さんへの質の高いケアと生活レベルの向上につなげていってください。応援しています」と激励、修了生代表の大阪大学医学部附属病院の看護師 中西 美貴さんが「これから認定審査に全員で合格できるよう、仕事と勉学の両立に励み、認定看護師となった後も、たゆまぬ努力を続け、それぞれの専門分野で新たな道筋を作り上げます」と決意を述べました。

修了生は、この教育課程で身につけた専門知識を今後の看護業務に生かすとともに、今年５月に日本看護協会が行う認定試験を受験し、慢性呼吸器疾患看護分野及び手術看護分野の認定看護師の資格取得を目指します。