「第9回環境ISOトップセミナー」を開催

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福井大学は、2月7日に福井大学アカデミーホールにて環境ISOトップセミナーを開催しました。このセミナーはISO14001を認証取得してから例年環境問題や環境ISO取得効果などに関し、より一層の理解を深めることを目的に開催されています。今回は、大野市本願清水イトヨの里館長で岐阜経済大学教授の森誠一氏を招き「国土特性としての湧水環境の保全:郷土力の育成から」と題して、国土特性としての「湧水生態系」、「生物多様性」と湧水環境の保全と住民協同(大野市の事例)の3つの観点から講演が行われました。地域の環境特性を科学的根拠に依拠して効果的に「まちづくり」に取り入れること、湧水生態系の保全と住民の生活の二つの保全について、また環境保全に直結する郷土力の育成について等、多くの資料をもとにユーモアを交え講演が行われました。

また質疑応答の際には、イトヨの現状、遺伝子的観点からの質問等があり、環境保全・生物多様性に対する関心の高さがうかがえました。

│ 2013年2月13日 │
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