「高大連携福井大学ラウンドテーブル2015」を開催しました

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全国各地で協働と探究を通じた学びに取り組む高校生を中心に、高校教員、大学生、大学院生、大学教職員、地域の社会人が互いの経験を交流・共有しながら学び合う実践交流の場として、「高大連携福井大学ラウンドテーブル2015」が12月19日、20日に文京キャンパスで開催されました。高大連携福井大学ラウンドテーブル実行委員会が主催し、県内外の高校や中等教育学校と協働して開催している実践交流会で、4回目となる今回は「新しい世代の協働探究とそれを支えるコミュニティ-高校・大学・地域を越境する対話を通じて、これからの教育を問い直す-」をテーマに12都道府県から127人が参加、高校生の主体的な学びの経験を地域、世代、立場をこえて共有し、その価値を互いに学び合いました。

参加者は5~6人ずつのグループに分かれ、総合的な学習の時間等で取り組んだ活動や、部活動での課題にどう対応したか、生徒会のマスタープランを作りどう引き継いでいくかなど、各地の高校生が持ち寄った多様な経験や課題を共有しました。実践報告を行った高校生からは「高校で話し合った時には思いも寄らなかったことに気づけた」「様々な世代の方々と話をして、意見をもらったことで自分の殻を破れた気がする」という意見があり、報告を聞いた他校の高校生も「自分で考えて活動していることを聞いて刺激になった。もっといろんな人と交流しないといけないと感じた」と今後への意欲を見せていました。

全体フォーラムでは、ファシリテーターを務めた教職大学院非常勤講師の冨永良史氏から「立場を越えて対話することで、自分のいるところから越境する勇気を得たと思います。参加していない人との境目を越えて繋がっていって」とこれからの活動にエールが送られました。

全体フォーラムの様子

全体フォーラムの様子

│ 2016年1月12日 │
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