私にはあんな服似合わない… 。明日なにを着て行けばいいか分からない… 。
人それぞれ、身長も骨格も好みも違うのだから、ファッションで悩むのは当たり前!でも楽しみたいよね!
そんなお悩みを少しでも解決するため、学生広報スタッフがヒントを探してきました。
※学年・所属は取材時のものです。
ファッションの悩み、教えて!
悩める福大生に聞きました
- アクセサリーがうまく使えない|国際地域学部1年 Fさん 女性
- 色や形など、上下の服の合わせ方が難しい|教育学部2年 Kさん 男性
- 持っている服が少ないので、着回し術を知りたい|医学部2年 Hさん 男性
- 無難な服を選びがち。新たな色や柄物に挑戦したい|工学部1年 Hさん 男性
- 服のアクセントになる、帽子やアクセサリーの取り入れ方を知りたい|工学部1年 Oさん 女性
心理学でファッションを考察
服が気持ちに影響する?
医学部形態機能医科学講座
安倍 博教授(行動科学)
感情をもつのは、体が先か、心が先か―。心理学の理論の一つに「表情フィードバック仮説」と言う説があります。例えば、笑った表情をつくると、筋肉の収縮の情報が脳に伝わり、感情の中枢を刺激して、自然と嬉しい気持ちになります。つまり、身体の反応が先でそれに伴って心が変化しているのです。
この仮説を服飾に応用すると、着ている服装によって、その色や形が気持ちに影響するのではないでしょうか。「赤色を身につけると気分が上がる」「スーツを着るとシャキッとする」というように、着る服によって自身の気持ちや立ち振る舞いに良い影響を与える事ができるかもしれません。
自身の良いイメージを相手に持ってもらうには、セルフ・モニタリングがおすすめ。自分の置かれている状況や相手の行動を観察し、自分の行動を状況に合わせて変えていくことです。就活では特に有効で、服装や髪型を整え明るく振る舞うことで、相手に良い印象を与える事ができます。どのような行動がその場にふさわしいかの判断力が問われますが、就活に限らず対人関係において重要なスキルになるでしょう。
ファッションのプロに相談
「axes femme」のファッションアドバイザーを直撃
axes femme a.café(アクシーズファム エードットカフェ)店 みなてぃさん(越前市出身)
洋服好きな母の影響で自身も洋服が大好きに。学生時代から好きなaxes femmeの洋服に囲まれて毎日が楽しく充実している。好きなデザインや色の服を着て「楽しむこと」を大切にしている。
CASE 1 ▶ 工学部1年 Oさん
お悩み
シンプルな服装の場合、アクセサリーを服の系統に合わせて変えていますが、普段使いのバックが青色で他の色と合わせるのが難しく、帽子やアクセサリーなど小物をどのように取り入れるべきか分かりません。
みなてぃさんからのアドバイス
服装がシンプルな時こそ小物が活躍!全身を見てバランスを取ることが最重要。アクセサリーのフル装備はやめてどれか1つ主役を決めてみましょう。バランスを見て引き算することも大切です。アクセサリーは服と同色系のものをつけることでまとまりのある印象になります。例えばガーリーなピンクコーデはゴールドのアクセサリーとの相性◎。小物は色を揃えることがコツです。帽子、バッグ、靴を同色で揃えると一気にランクアップします!
CASE 2 ▶ 工学部1年 Hさん
お悩み
普段からモノトーンの服を選びがちで、周りから毎日同じ服を着ているように思われているかも。色や柄物に挑戦したいけどどうしたらいいでしょうか。コツなどあれば教えてください。
みなてぃさんからのアドバイス
色物に関しては小物から挑戦してみましょう!普段モノトーンなら、バッグや靴に色を持ってくるだけでぐんとオシャレに見えます。トップスかボトムスのどちらかを色物にして白か黒、デニムと合わ
せれば間違いなし。柄物は、チェックやボーダー、ストライプ、花柄など定番の柄から慣れていくと◎。
axes femme a.café(アクシーズファム エードットカフェ)店
みなてぃさん(越前市出身)
みなてぃさんから福大生の皆さんへメッセージ
お洋服は自分を表現する大切なツール。相手に与える印象に変化をもたらします。「自分に似合う服がわからない」ということは、むしろ「なりたい自分」になれるチャンス。まずは「なりたい自分」を想像してみてください。好きな服を着るとときめいたり、気分がアガったり、直感的にピピッときたら自分との相性バッチリのお洋服です。その気持ちを大事に新しい自分、理想の自分に会いに行きましょう!コーデに迷ったら是非カフェにお越しください。お悩みを一緒に解決しましょう!
新しいファッションに挑戦
いざ!ファッションショーへ
お悩み相談の二人は新しいファッションに挑戦すべく、みなてぃさんの協力で10月21日に「axes femme」が主催するファッションショー「Your Stage」に出演しました。私たち学生広報スタッフも出演!当日の様子をご覧ください。
ファッションショーを終えて
工学部1 年Oさん
すっごく緊張しましたが、歩き始めたらまるでモデルになったようで、気持ちが高揚しステージを楽しむことができました。今後はもっといろんな系統の服に挑戦してみたいです。
ファッションショーを終えて
工学部1 年Hさん
最初は緊張したけど、振り返ってみると達成感でいっぱい!色柄を取り入れると今までより、良い変化が出て、自身の個性を改めて考えるきっかけになりました。新しいことに挑戦するとファッションをより楽しめますね。
Ending
服や髪型が自由な大学生は日々の服選びに悩みがちですが、同時にファッションを楽しめる時期でもあります。最初から似合わないと決めつけずに、いろんなアイテムを工夫して取り入れてみると意外な発見があるかもしれません。私たちも在学中の今こそ、新しいファッションに挑戦してみます。皆さんもいかがでしょうか?