REPORT11「福井大学SDGs推進室」に行ってみよう
[アンコール]

学ぶことは変わること、変わること抜きの学びはない

取材対象者 〉〉松木 健一室長(福井大学SDGs推進室)
探究者 〉〉河津 一加里、竹本 和也(国際地域学部4年)

INVESTIGATE ▶2 ――― 福井大学SDGs推進室

 この一年間は福井銀行とのSDGs交流イベントやSDGs推進室キックオフシンポジウムなどを開催してきました。今後は、共通教育科目としてSDGsに関連する授業を増やしていく予定です。今開講しているSDGsにちなんだ講義は1つ、2つしか存在せず、多くは学生が講義を聞いてまとめていく形式をとっています。しかし、これからはそういった形で終わらせずに、講義を聞いたら具体的に行動に移すこと、つまり理論と実践の往還が必要です。大学と学生双方がより積極的に発信していくことを目指しています。
 今後の社会においては、自分が考えて動き、新しいものをつくり出していく「新しい学力」が求められます。どれだけ知識を蓄えようが、自分抜きにして考えてしまったら全く役に立ちません。知識を自分のものとして組み替えすることが大切です。学びによって自分の考えや行動に変化を与える。福井大学の学生には、ぜひこのように自らの意思で行動していってほしいです。

 

KAWAZU’S STEP UP

取材の時、私はちょうど就活中で、企業の面接を受けた際に「何を学んだか」ではなく、「何をしたか」をよく聞かれました。SDGsの取り組みに限らず、世の中の問題を自分の問題として捉え、自分なりの答えを考えて発信したり行動したりすることが大事だと思います。

TAKEMOTO’S STEP UP

もうあと数か月で卒業なのが名残惜しい!大学といえば講義や部活と思っていた私ですが、今頃になって福井大学っていろんな凄い方たちに支えられているんだな…と取材しながらぼんやり。でもまだ間に合うはず!あと残りわずかですが、福井大学の資源を活用し、実践したいと思います。

学生広報スタッフのSDGsについての気づき

取材以外でも「福井大学SDGsQUEST」に挑んできた探究者たち。編集を通して得られた気づきとは…。新メンバーも登場!

 

UENO’S STEP UP

上野 瑞生(国際地域学部3年)
私はSDGs QUESTにおいて2つの企業を取材させていただきました。永和住宅グループさんでは、SDGsの推進が若手社員の積極的な取り組みへのモチベーションになっていると感じました。アイジーエーさんでは、服の大量廃棄や自己表現に対する課題が、自分の意識や価値観に結びつきました。SDGsは国や企業などの組織が主体という印象がありますが、自分ごとに落とし込み、一人ひとりが取り組みに参加することでSDGsに貢献できると考えます。

AKIMOTO’S STEP UP

秋元 一輝(工学部4年)
SDGsについては、SDGs17の目標について少し知っているだけで、詳細に関してあまり興味を持っていませんでした。ですが、広報スタッフとして編集作業に参加していく中で、様々な企業の取り組みや社会の問題に関わりがあることを知りました。今後は、今回の活動を通して学んだことを生かし、今の自分に何ができるのかを考えて行動に移していきたいです。

KIKUMA’S STEP UP

菊間 彩果(国際地域学部1年)
新しく学生広報スタッフに参加しました。初めてする記事の作成や編集作業ですが、皆さんと一緒に成長できたらと思います。
SDGsは高校生のころから知っていましたが、ハードルが高いトピックだと思っていました。でも、ふくプレを通して、SDGsは間口が広く様々な切り口から取り組めることを知りました。これからもこの視点を忘れず色々なことに興味を持ち、行動したいです。

IYAMA’S STEP UP

井山 小桜(工学部1年)
高校の入学前はSDGsについてほとんど何も知りませんでしたが、高校の授業で知ることになり、少しずつ私たちの生活に身近なものになりつつあると感じていました。
大学では、SDGsに限らずいろんなことにチャレンジしていきたいです。学生広報スタッフになったばかりで知らないことだらけですが、より多くの人に興味を持ってもらえるような誌面づくりをしたいです。

Ending

私たちは今まで、SDGsを利用してお金儲けやブランドイメージを上げようとする企業に対して批判的な意見を持っていました。しかし、SDGsには社会を動かす力があり、推進することで社会全体がよりよい方向に向かうのではないかと考え直しました。
重要なのは私たちがどう判断し行動するかだと思います。SDGs QUESTの学びを通して、私たちは「自分なりの考える力」を持つことができ、経験値がアップできたのではないでしょうか。
学生広報室のSDGs QUESTは今回で終わりですが、私たち一人ひとりができることを探究するというQUESTはまだまだ続きます。