キャンパスイルミネーション2021
- 工学部 都市・環境工学科 明石研究室
秋風が吹くと、暖かく柔らかい灯りにほっとする。本学で開催されるキャンパスイルミネーションは今年で13回目になります。昨年は開催が見送られましたが、明石研究室の学生有志を中心に例年行われています。
今年は敢えてテーマを掲げず、「コロナ禍でも心のよりどころになるような灯りを表現したい」と、オブジェ制作に向き合いました。モチーフは「日本と世界の家」。日本の家の灯りは白川郷の合掌づくりや木の風合いを活かした温もりを表現、世界の家はスタイリッシュにワイヤーやカラフルな樹脂で形づくるなど趣向を凝らしました。コロナ下では活動時間が限られ、夏休みの多くを準備に費やしました。開催前に代表の大平和佳さんは「立ち止まって時間を忘れ、見てもらえるような灯りを表現したい」と話していましたが、10月15日の当日、会場のあちらこちらで来場者が灯りをじっと眺める姿が見られました。その思いは確実に届いたようです。