選手のパフォーマンスを
支えるアナウンスを
- 教育学部 学校教育課程初等教育コース4年 片山 未悠さん
陸上競技を支えるスターター、計測員などの審判員。その中に大会運営に欠かせない役割としてアナウンスがあります。
片山さんは中学生から選手として陸上を続けてきましたが、大学1年生から審判員を、2年生からはアナウンスを担当しています。県内開催の主要大会に加え国内外で活躍するトップアスリートが福井で競技を行なうAthlete Night Games in Fukuiでも担当しました。
読み方に間違いや不自然さがあると、選手が力を出し切れないことも。名前や出身地、企業名など原稿にふりがなを入れ、イントネーションやスピードも意識。選手のリズムを崩さないよう気を配ります。
2017年9月福井開催の日本学生陸上競技対校選手権に出場した桐生祥秀選手が日本人初の100m9秒台を出した走りに涙が出るほど感動し、選手が全力で試合に挑むことができる環境も重要だと実感したそうです。選手が力を発揮できるようアナウンスで支えていきたい、大好きな陸上への熱い思いを語ってくれました。