全国初
学生によるサイバー防犯啓発本を発刊

　福井県警察サイバー防犯ボランティアに委嘱されている、学生ユニット「Psybernics（サイバニクス）」の加畑さんら本学学生と他大学生の計24名が啓発本「NET WALKER 2020 危険がいっぱい！情報化社会を歩く」を3月に発刊しました。
　A4判100ページ。学生視点で、SNSのトラブルやネット犯罪に巻き込まれる子どもなど身近な例を挙げ、専門用語は極力使わずにイラスト中心の親しみやすい内容でまとめました。学生らは1枚1枚イラストや2コマ漫画約35枚を作成しコラムも執筆、加畑さんは啓発用のポスターのイラストも手掛け、解説は教育情報処理専門分野の教員らに担当してもらいました。
　サイバニクスの活動を引き継いだ加畑さんらは、先輩方のポスターやオリジナル曲CD、DVD制作などから、新たな試みとして本の発刊を決めました。
　小学生から中学生、大人にも情報化社会の特徴や危険性をわかりやすく紹介してあり、情報教育の教科書として利用されることも期待されます。