WORK SHOP
心を元気にする環境にしたい「イリョウをオシャレに」を企画
- 医学部 医学科2年 磯野 絵里さん
病気になっても好きな物に囲まれて暮らせたら、そんな想いからワークショップ「イリョウをオシャレに」を企画しました。医療関係者やデザイン業界、一般の人が繋がり、知識や経験を持ち寄って、患者さんができるだけ快適に過ごしてもらうためのアイデア商品が生まれることを期待しています。
在宅医療への関心から訪問診療の見学に行ったとき、「家の中に病室がある」と違和感を覚えました。和風の立派な家、庭を眺めながら過ごすことが出来る部屋、とても素敵な佇まいなのに、白い介護用ベッドに吸引器・・・無機質な医療機器が雰囲気を壊している。ベッド枠や脚のデザインが選べたり、吸引のチューブが好みの色であったり、もっとその人の好みにあった物に囲まれて暮らせたら、心も元気になれると感じたそうです。
「周りの雰囲気で患者さん自身の気持ちも、その人に対する印象も変わってしまうもの。医療環境にもオシャレを取り入れて、患者さんやご家族がより心地よい空間で過ごせるようにしたい」と意欲を見せています。