⇒ 教員養成に係る学部・研究科と附属学校を機能的に融合し,「学校拠点方式」による教師教育を更に発展させ,前例のない先進的な教師教育改革を推進する。
⇒ グローバル化する地域社会の具体的で複雑な課題と課題の探求と解決にチャレンジし,グローバル人材と地域再生・活性化人材を一体的なものとして育成する。
⇒ 本学学生の海外派遣プログラム及び外国人留学生の受入れを一層充実させ,学生の主体的な学びと国際水準での教育を実現する。そのため,国際的に通用するシラバスやナンバリング,GPAなどの教務システムの構築や教育課程の改革に取り組む。
⇒ 工学部を8学科から5学科へ再編し,工学の基礎と関連分野を横断的に学ぶことにより,幅広い視野で地域と世界の発展に貢献できる人材を育成する。
⇒ 子どものこころの発達研究センターを中心に,医学部・工学部・教育学部が連携し,福井県内外の学校・病院等における発達障害児及びその養育者支援のための高度専門家を育成する。
県内の企業・自治体とともに、グローバル化する地域の諸課題の探究と解決にチャレンジ 本学の第4番目の学部として、福井県の地域特性や入口、出口に関する地域の強い要望を要望を踏まえ、地域の創生を担い、グローバル化する社会の発展に寄与できる人材育成の機能強化を図るとともに、教育の国際化に応えていく本学の牽引役として、新学部を開設します。
国際地域学部では、グローバル化する地域社会の具体的で複雑な課題の探求と解決にチャレンジし、グローバル人材と地域再生・活性化人材を一体的なものとして育成します。
⇒ 学内の大型計測機器類19設備を集約し,地域企業に広く開放することにより,大学と企業等が連携してソリューション追求型の研究開発を推進していく環境を整備する。
⇒ 事務職員の学内ネットワークやコーディネーターの学外ネットワークを活かして,URAの活動を推進し,外部資金獲得のための施策を実施(H26年度科研費獲得額は過去最高の7億5千万円)。
教員、URA、事務職「協働」による持続的産学官連携活動への取組事例
⇒ 県内の医療人の養成,県全体の医療技術の資質向上を図る。
⇒ 福井県の使命として,緊急被ばく医療に強い医師を養成する。
⇒ 寄付講座「がん専門医育成推進講座」を設置し,がん専門医を育成するための研修プログラムなどに関する研究の構築を行う。県内の他のがん診療連携拠点病院とも連携を深め,県全体でがん専門医の育成・確保を図る。
⇒ マレーシア・タイ・インドネシア・韓国・西安(中国)・上海(中国)・浙江(中国)・台湾・北京(中国)・ハンブルク(ドイツ)・日本・バングラデシュ・ミャンマーの10ヶ国13支部及びブラジル・メキシコから卒業留学生が本学に集い,さらなる協働,ネットワークの強化を図る。(支部大会:2015年3月にタイ支部設立10周年記念総会、同年10月に西安支部大会及び上海支部大会を開催。岩井理事(研究・国際担当)と関係教員が出席し、同窓会との関係強化を図る。)
⇒ 交換留学、学生交流の機会を拡充するため、学術交流協定校数を積極的に拡大する。平成26年度から現在(H27.12)までに、21件の協定を締結(大学間12・部局間9)
⇒ 海外大学等との連携により、学年や学習段階、各学生のニーズに合わせて、目的や内容に応じて6つの型の短期海外研修プログラムを実施する。平成26年度は、43プログラムを実施し、計230名の学生が留学した。(大学院教育プログラム-スプリングプログラムでは、現地企業や上海に進出する福井の企業を訪問)
⇒ 眞弓学長、小野田工学研究科長らの一行が、ベトナム(ハノイ)を訪問し、ベトナム教育訓練省国際教育開発局、電力大学と学術交流協定等を締結。原子力工学分野における教育・人材育成のため,留学生の受け入れ等の交流を図る。
⇒ 教員の研究活動、企業進出相談などの国際産学官連携活動、学生の短期留学研修支援の場として活用。地域企業への支援の一端を担うほか、グローバルに活躍する産業人材の育成支援の場としての役割を果たす。
⇒ 地域の中核的拠点の形成を目指し,重点5分野(「人材育成」「ものづくり・産業振興・技術経営」「地域医療の向上」「持続可能な社会・環境づくり」「原子力関連分野の人材育成,防災体制の確立」)に戦略的に取り組む。
⇒ 県内国公私立大学が参加して福井県及び企業,商工会議所等との連携による様々な取り組みを通して,地域の雇用創出や学卒者の地元定着率の向上を目指し,地域の持続的な発展に貢献する。
[新規採択]文部科学省事業「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」 地域創生の担い手を育み活気あるふくいを創造する5大学連携事業
平成27年度、福井県内の4年制大学や自治体・企業等と協働し、地域を担う人材を育成することで、地域の雇用創出や学卒者の地元定着率の向上を目指した「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択されました。
本事業で福井大学は、これまでの教育改革やCOC事業等を通して培ってきた地域重視の教育研究の強み・特色を最大限に活かすとともに、県内全ての大学(福井大学、福井県立大学、福井工業大学、仁愛大学、敦賀市立看護大学)が参加して、福井県及び企業、商工会議所等と連携しながら、様々な取り組みを通して、地域の持続的な発展に貢献します。
具体的には、地域志向学生の育成、イノベーション創出人材・グローバル人材の育成、産業振興、「ふくい地域創生士」の認定制度等に取り組みます。その成果として、平成31年度に雇用創出累積85名、学卒者の地元就職率を現状の48%から10%増加させることとしています。