北陸地区国立大学法人等建設現場における施工監理見学会が11月16日に福井市の福井大学教育学部附属義務教育学校中央棟の工事現場で開催されました。施設系職員の技術力向上が狙いで、福井大学・金沢大学・富山大学・福井高専の職員が参加しました。
CLT(直交集成板)パネルなどの木材を利用することで、省エネ性能と快適性の高い職員室やプロジェクトルームを整備する工事。公益財団法人北海道環境財団の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を活用し、CLTを使用した施設としては福井県内では最大規模です。
同大の担当者による建物の工事概要の説明に続いて、工事の施工担当者が、CLT材料の製造・加工過程などを紹介。その後、施工中の現場で木造構造下地や天井内配線・設備配管施工の納まりなどを見学。現場監理におけるチェックポイントについて説明を受けるなど、新しいCLT工法の特長について理解を深めました。