福井大学は2月22日、文京キャンパスのアカデミーホールにおいて、学生が卒業後も地域創りに役立つ実践力・創造力を育むために取り組んだ5年間の「地 (知) の拠点整備事業 (大学COC事業)」の総まとめとして、地(知)の拠点フォーラム(COC,COC+)を開催しました。
平成25年度に採択された同事業の一環で、地域と連携して活動を行っている学生及び教職員、永平寺町など連携自治体の職員及び報道の関係者ら約70名が参加しました。
COC事業に参画している学生と教員が重点5分野「教員養成・社会教育分野の人材育成」「ものづくり・産業振興・技術経営」「地域医療の向上」「持続可能な社会・環境づくり」「原子力関連分野の人材育成、防災体制の確立」の取り組みの成果を発表。続いて、教員による自治体との連携事業に関するポスターセッションを実施しました。
その後、永平寺町消防本部の朝日光彦消防長が「連携自治体からの成果報告」と題して、「消防団への大学生防災サポーター拡大、学生の災害時における応援体制整備、防災訓練等の合同実施」について報告しました。
また、小嶋啓介学長補佐が「COC事業における教育改革」の内容を説明。最後に、岩井善郎理事(研究、産学・社会連携担当)・副学長が「COCからCOC+へ」と題して、平成27年度から取り組んでいる「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の現状と今後の展望を話しました。