福井大学は、9月13日から16日の4日間、集中講義「ふくいを知る・見る・考える」を開講しました。今年はJR福井駅前の複合ビル「アオッサ」にある「大学連携センター」サテライトキャンパス(Fスクエア)で、福井大学及びCOC+参加大学の福井県立大学、福井工業大学、協力大学の福井医療大学の1年生を中心に、学生86名が受講しました。
大学の教員のほか、県内の業界で活躍する企業人らを講師に招き、福井の医療、歴史、産業、自然環境等に関する講義のほか、マスコミ、企業・農業経営や職業観等、講師の経験を聞き、地域の特色を理解し、仕事への取り組み方について真剣に学びました。また、初日には「セーレン株式会社」の先端技術研究所と工場(福井県坂井市)を見学、学生たちは、福井の企業が持つ最先端の技術を直接、目で見て感じ、興味を示していました。
学生からは、「福井の産業や歴史、自然環境などを学び、福井の良さや魅力を理解できた」「福井を深く知ることができた」との感想や、「社会に出てからの課題解決力を学べた」「困難な課題や壁にぶつかったとき、今回の講義を通して学んだことを考えて、解決していきたい」などの前向きな意見がありました。